相関と因果で自分を誤魔化せ ― なぜ「PC閲覧推奨」に甘んじるのか?

本ブログの閲覧者の過半数はスマホみたいですね
これは時代の流れ故当然かと思いますが、少し驚きです

というのも、このブログって検索順位で言うとかなり奥にありますよね?
スマホで延々スクロールしないとそもそも辿り着かなく無いですか?
一覧性のあるPCブラウザであればそこまで苦ではないと思うのですが……

実はこのブログ、PCのfullHD最大化で見ることを前提としています
なので、過半数の方には申し訳なく思っています
今回はそのことについて、現状の見解を残しておきます

 

なんでこんな書き方にしてるの?

本ブログを読んでいる方はお気づきかと思いますが、少し書き味が独特かと思います
というのも、3行1ブロックを中心とした構造をしているからですね
これは無意味にやっているわけでは無くて、一応理由があります

そもそもこのブログ、割と自分の感覚を書き記すための日記に近い役割を担っています
ですから、「自ら見返すこと」と「思考を取りまとめること」を重要視しています
その際、この形式が個人的には都合が良かったんですね

「文章の長さに制限を付ける」ことと、「ブロック」を分けること。
これは、一文内での過剰な論理展開を抑止し、論理の流れを簡潔にすると考えています
また、ブロック単位で脳内メモリを解放出来るが故にメモリの使用量が少なく済みます

あと内容が浅いとてもインテリなので、ちゃんとした文章にしたら刺激が強いのもあります

 

無駄なこだわりバックファイア

ですが、冒頭に述べたように本ブログの過半数はスマホで閲覧しています
そしてスマホで見た場合、このブロック構造が崩れてしまいます
結果として、読みにくくなっているのではないかと思います

過半数がそうなっているのであれば、何か対策を講じるべきでは無いでしょうか?
そう思う日もありますが、結局は趣味の領域であるが故に変えていません
というか、今更変えるのが超絶アルティメットめんどくさいです

なので、スマホでしか見たことがない方は是非fullHD最大化で見て下さい
ちゃんと3行1ブロックになり、わりかし読みやすくなるはずです
まあ元々の文章力に変化はありませんので、対して変わらないかも分かりませんが

 

こういう時に、非合理な自己肯定をしろ

これだけだと「ただfullHDで見ろ」で終わってしまうので、一つだけ追加します
というのは、後付けで正当化することでメンタルを保つテクニックです

先程言ったように、閲覧者を鑑みるならばスマホ向けなレイアウトにすべきでしょう
ですが、個人的には「そうしたくない」という「内向的な」理由があります
これで自分が納得出来るなら良いのですが、往々にして足りないことがあります

というのも、発信活動って半分は外向的なものじゃないですか?
ですから、「内向的な」理由付けだけでは、自己正当化が難しくなるんですね
そういった時に、非合理であっても「外向的な」理由付けがあると良いと思います

この場合ですと、こう考えます
本ブログのコンセプトは、「無駄を考えることで自己陶酔に浸る」ことです
それを行ってこなかった層は、長文に不慣れであり、PCよりスマホ派と考えます

そういった層を沼に引きずりこむには、ある種の短文形式がベターです
つまるところ、その入門として機能するように文章構造を設計している訳ですね
その流れで閲覧デバイスの変更を促せれば、かなり効果があるように思います

という後付け理論があるのですが、これは完全に崩壊しています

  • 「無駄な思考を楽しまない層」が「長文に不慣れ」「PCよりスマホ」という根拠がない
  • 「無駄な思考」と「長文」「スマホ」に相関はあったとしても因果までは流石に不明
  • そもそも「短文の集合」と「UI不備」が上記の習慣変更を促す根拠がない

でもこれで良くないですか?
深く考えずに、ノリで考えたらなんか外向的に効果あるように感じるじゃないですか?
モチベーションの源泉なんて、趣味ならばある種「杜撰」で良いのです

 

おわりに

ということで気になった方は是非fullHDで見て下さいね!
あと、相関関係と因果関係は「誤魔化す」のにとても優秀だと思います

「相関」は、「なんとなくそんな気がする」というイメージで納得しやすいです
「因果」は、「完全に否定する」ことは出来ないが故に「妄信」することが出来ます

確かにこの性質を他者に向けて利用し、騙すような行為は極めて悪質かと思います
ですが、自分の為に使うのであれば、別に良いのではないかと思います
エンタメとして使うのであれば、これまた問題ないのではないかと考えます

都合よく解釈し、深く追求しないことで自分の論理を誤魔化しましょう
「理論武装」されれば、感情を制御することも容易くなります
これは、個人的には相当使えるテクニックであると重ね重ね申し上げます

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